漫画でわかる「仮設電気工事」と「工務」のおしごと
現場のスタートを支える「仮設電気工事」のすべて
建物を建てる工事現場では、工事が始まる前にまず「電気の準備」をします。 現場になくてはならない「仮設電気工事」の仕事内容と、その重要性を解説します。
1. 仮設電気工事って、何をするの?
工事現場には、最初から電気が通っているわけではありません。 職人さんたちが現場で必要な電気を、「安全に、いつでも使えるように」あらかじめ準備して整えるのが、仮設電気工事の役割です。
2. 現場のあらゆる「電源」を支える
私たちが送る電気は、現場のいたるところで使われています。
照明: 夜間や暗い場所での作業を照らす
分電盤・ケーブル配線: 現場の隅々まで電気を安全に届けるルート
工具・重機・事務所: 電動工具や大型重機、プレハブ事務所のエアコン・PCまで
これらすべての電力を裏側で一手に支えています。
3. 最も大事なのは「安全」であること
電気は便利な反面、一歩間違えれば大きな事故につながります。そのため、私たちは漏電・感電・火災を絶対に防ぐため、徹底した安全確認を行っています。
仮設電気がなければ、現場は始まらない。
現場のスタートを支える、まさに「縁の下の力持ち」。 私たちは、確かな技術と徹底した安全対策で、すべての職人さんが安心して働ける「ものづくりの第一歩」を創り出しています。
漫画でわかる「工務」のおしごと
1. 【見積もり対応】
すべては取引先からの「新しい現場の仮設電気、見積もりをお願いできますか?」という連絡から始まります。
状況のヒアリング: 図面を見ながら、現場の広さや条件を確認します。
使用電気量の計算: 現場でどれくらいの電気が必要か(電気量)、分電盤や仮設ポールが何個必要か(数量)を計算し、正確な見積書を作成します。
2. 【受注・スケジュール調整】着工への準備
作成した見積内容で正式に発注をいただいたら、いよいよプロジェクトが本格始動します。
工程の打ち合わせ: 現場監督と「仮設電気の着手日は来週月曜でよろしいですか?」など、現場の受け入れ態勢に合わせたスケジュール調整(工程表の確認)を行います。
社内での重要な事務・インフラ手続きを行います。ここが工務の腕の見せ所です。
電力会社への申請業務: 使用開始日にしっかりと電気が間に合うよう、必要書類と図面を揃えて電力会社へ申請・調整を行います。
資材の手配: 資材リストをもとに、現場で使用する分電盤、ケーブル、仮設ポールなどの手配を社内スタッフへ指示します。
4. 【現場施工・引渡し】ついに電気が開通!
準備がすべて整ったら、いよいよ現場での施工・お引渡しです。
現場指示・安全確認: 当日は図面をもとに「仮設分電盤の設置と、ケーブルの引き込みを行います」と作業スタッフへ指示を出し、安全確認を徹底して作業に入ります。
通電・完了: 設置が完了し、無事に電気が開通!「仮設電気、使用できます!」と現場監督へ引き渡すことで、そこからすべての建設工事がスタートできるようになります。

