仮設電気設備工事とは
仮設電気設備工事とは、電力が引き込まれていない土木・建築等の工事現場へ、電気設備を設置する工事のことです。電気工事業の一つで、電気工事士の資格が必要になります。
工事現場では電気が必要不可欠ですので、配線や設置箇所によっては工事の作業効率を左右する、非常に重要な役割を担っています。
当社の長年の経験とノウハウをいかして、現場の職人が高いパフォーマンスを発揮できる電気設備を設置いたします。
工事現場における電力使用用途
- 工事現場内の照明設備
- 大型クレーン
- 搬送用エレベーター
- 職人が使用する各種電動工具の充電
- 工事現場のプレハブ内の電気 など
仮設電気設備工事の流れ
1. 電源の確保・設計
ご依頼をいただいたら、まずは工事現場の立地調査と、電力会社へ電力引き込みの申請を行います。
電力会社から申請の許可がおりたら、仮設電気設備の設計に進みます。
実際に作業する職人が働きやすいように、電源やコンセントの場所、照明の配置など、細やかな配慮が必要となります。
適切な設計を行うことが、作業効率の向上に大きく関わるため、これまで培ってきた経験をもとに、適切でムダの無い配線設計を行います。
2. 仮設機材の設置・盛替え(資材の増設や移動)
設計図をもとに仮設機材の設置工事を行います。
現場の工事進行の邪魔にならないように、必要に応じて配線の位置を調整いたします。
現場の工事進行の邪魔にならないように、必要に応じて配線の位置を調整いたします。
また、大規模な工事では、工事の進行にともない仮設資材の増設や移設が必要になってきます。
ケーブルや分電盤、照明など必要に応じて増設や移設、撤去を行います。日々変化する工事現場において重要な作業です。
安心・安全で、安定した電力を供給できるように丁寧に施工いたします。
3. 解体・引き上げ・メンテナンス
工事が最終段階に入り、本設工事の電気が供給されるタイミングや、工事が終了するタイミングで仮設電気の撤去を行います。お客様より撤去のご連絡が入り次第、速やかに撤去作業を行います。
撤去した各仮設資材は、自社に持ち帰り洗浄やメンテナンスを行います。都度しっかりとメンテナンスを行うことで、急なご依頼にも迅速に対応できます。